眠れない夜は…

140字以上の思いを綴る場所

横山裕に逢いたくて

久々のこのタイトル。

ツアーのたびに遠征をしていたあの頃に良く使っていたタイトルです。

今回は遠征記ではないし、コンレポでもないのだけど

でも、『横山裕に逢いたくて』 に間違はいないから。

自分の気持ちの整理の為に綴ろうと思う。

 

アルバムのリリース情報が出されたのが 2021.8.26 だったと思う。

その前日、8.25 は関ジャニ∞関西デビュー日であり、関ジャニ∞TVが更新された日

その動画で、ライブがしたいと口々に発していたのをみて、正直【今じゃないんだよな】と思った記憶がある。

まだまだコロナ禍に落ち着く兆しもなく、深刻な状況であったと思う。

あの頃は、今の状況を想像出来る訳もないしね…

それでも『有観客ライブをしたい』と願い、動いてくれたからこそ、今がある。

 

2021.9.22  

FC先行情報として発表された『KANJANI'S Re:LIVE 8BEAT』

コロナ禍 云々除いても、久しぶりのアリーナツアー

チケットの倍率なんて想像できない。

私の中の関ジャニ∞は、ドームツアーをするグループのままだ。

それに、まだまだ感染拡大中だった世の中で、果たしてライブに参加してもいいのだろうか?と思っていた。

ツアーが決まったことへの嬉しさ半分、不安半分。

それにまだ職場的には自粛の雰囲気もあり、どうしようかと悩みながらも、やっぱりeightに逢いたい気持ちは抑えきれなかった。

もしかしたら、開催時期には少し状況が良い方向へ変化しているかもしれない。

自身のワクチン接種も済んでいる。

その時になって「やっぱり申し込めば良かった」と後悔するくらいなら

万が一、当日に行けない状況になって諦める方がいいのではないか…

色々と短期間で悩みながら、お友達と各々一本釣りで申し込みをした。

1公演でも行けたらHappy。そんな想いで。

諦め半分、でも逢いたい気持ちは無限大。

無事に希望通りの招待状が届いた時には、とても欲深くなっていた。

待望のオリジナルアルバムもリリースされ、手元に届き。

最低限、通常盤の音源だけでも耳に入れておこうと3日間聞き込んだ。

時間が足りない。覚えられない。悔しい。

当落から本当に色々な事があって(他の推し事もね)

あっという間にLIVEの日を迎えた。

もっともっと、待望のLIVEまでの時間を楽しみたかったのも本音。

 

2021.11.20 18:00 

やっとこの日がきた。

2019.7 から 2021.11 まで 本当に長かった。

こんなにeightに逢わなかった事は、eighter人生で初めてのこと。

eighter人生と言えば。

FCのサプライズ企画で、Re:LIVE する関ジャニ∞へ想いを届ける というものがあってね。

eight以外の推し事が落ち着いた後に、真っさらな気持ちに戻して、想いを文字にした。

色んな想いがあっても、行き着くところは

関ジャニ∞への感謝の想い。

15年前から私の人生には、関ジャニ∞が常にいたし、私が頑張る理由は関ジャニ∞だった。

推しの存在は本当に大切だと改めて思った。

 

約2年半ぶりに逢えた関ジャニ∞は想像以上にキラキラしていたしカッコ良かった。

この目で見るには少し遠すぎたけど、でも

関ジャニ∞が奏でる音が、すっと体に入ってきて。

15年も追いかけていれば、無意識に体が動くし、笑顔にもなれる。

無条件で「楽しい」と感じられるのは、やっぱり関ジャニ∞のLIVEだ。

 

eight一筋で来たヲタク人生も、今となっては推しが増えて私自身も変化した。

eightへの熱も多少変化しただろう。

正直、どの推しも波がある。

 

バッチバチにキメて、歌唱力の高いカッコいいあの子達も

キラキラ笑顔で高いダンス力で魅了させてくれるあの子達も

幸せな空間をくれたけど、

やっぱり私の根本は『関ジャニ∞』なのだと実感した。

年齢的にもしっくりくるのは、そうなんだけど…。

 

よく私はことあるごとに「7人のeightが忘れられない」と呟いてきた。

どうしてすばるくんは6人と夢を追いかけてくれなかったんだろう、と。

私は8人の関ジャニ∞を知らない(この目で見ていない)から、7人にこだわるけれど。

すばるくんが居ない関ジャニ∞を応援しない事は無いけど、好きではあるけれど

どうしても超えられなかった。

私が大好きだった関ジャニ∞を。

聴こえるはずのないあの声を探すし、もしすばるくんがこの音源を歌ったらどうなったんだろう…なんて考える事もあった。

すばるくんのいた関ジャニ∞に囚われていた。

喧嘩別れをしていないからこそ、諦めの悪いこの感情が長く尾を引いた。

関ジャニ∞の音楽にすばるくんの音が無い事があり得なかった。

 

5人の関ジャニ∞が前を向いている事は理解はしていた。

それこそ、あの夜の5人の会話を見た時から。

ただ、すばるくんが居なくなった、あの時から

私は関ジャニ∞から発せられる言葉を遮断してきたように思う。

記憶がない。eightがどう考えているのか、どう思っているのか。

5人を理解しているつもりで、本当は2018.4から私は何も進んでいなかった。

進めていない事も嫌と言うほど思い知らされていた。

諦めが悪すぎて、過去に縋り過ぎて。

 

コロナ禍も相俟って、eighterにより近くに在るようになり

寄り添うようになった関ジャニ∞に正直戸惑った。

私は、関ジャニ∞に甘やかされた経験が少ないからだ。

言葉を、想いを 伝えてくれる事に違和感を覚え、その言葉をストレートに受け止める事が出来なかった。

未来を語るeightを信じたいのに。

でも…の不安が勝る、その思いは今もなお続いている。

 

今回のLIVEで、横山さんがギターを始めたキッカケをこう話してくれた。

「過去の関ジャニ∞の方が格好良かったと思われるのが悔しい。

 だから、出来る事をやろうと思った。他のメンバーも色々頑張っている。

 格好良くないと皆さんも応援していて恥ずかしいでしょう?

 応援していて恥ずかしくないような関ジャニ∞でいたいと思っています」

過去の関ジャニ∞に負けたくないから、自分が出来る事をやろうと思った。

カッコよくありたいから。eightのこれからの為に。

結成20年、来年にはデビュー18周年。そんな話もしてれたようにも思う。

だけど、なんだか…横山さんが

 辛そうな、しんどそうな顔をするのはなぜだろう?

漠然と抱く不安はこれだった。

笑っていなかったわけじゃない。

MCも楽しそうに笑っていたし。

だけどなんだか、ふっとした瞬間にすごく辛そうな顔をしていた。

歌も踊りも苦手な人だから、緊張しているのかな

ギターを弾くことにも緊張しているのかな

恥ずかしがり屋な人だから、久しぶりのアリーナで近すぎて戸惑ってるのかな

そんなことは本人にしかわからないけど…。

他の4人がこれからの事を話すたびに、

横山さんも同じように思ってくれていたらいいなと思った。

私が入れなかった公演では、来年は楽しいこといっぱいしようね って言っていたみたいだし

私のこの不安は杞憂に終わればいいんだけれど。

 

そんな不安はともかく。

2年4か月ぶりに逢えた関ジャニ∞は、やっぱり格好良かった。

歌番組で聴く生歌よりも、何故かLIVEでの生歌の方がうまく聞こえるのが不思議。

歌詞を変えるのも今回は多かったし、吹き出し笑いをして歌えなかったり

過去の歌割りに慣れ過ぎていてか、パートを飛ばしたり。

そんな、生モノ満載のLIVEをしてくれた。

あれだけ過去に囚われていた私が、今の関ジャニ∞の音楽が心地よいと思えた。

やっと、前に進めたような気がする。

 

ここまで楽しいと思えたのは、2017年のツアーぶりだった。

安くんが言う「自分が辛い時の始まりの場所」だったあの年のLIVEも

彼の最後を予感させた十五祭も。私の中では楽しい思い出にならなかった。

ただ、辛い思い出になっていて今もなお封印されているから。

病気の前と同じようには踊っていないかもしれない。

でも、踊ってくれることが嬉しかったし

踊ることを大半に置いたセットリストも嬉しかった。

関ジャニ∞が奏でる音楽も。

新たに加わった音も。

全部全部、カッコ良かった。

やっぱり、関ジャニ∞にはLIVEのステージが一番似合う。

まだまだ これからも ずっと を信じたい。

またeightと見たい世界があるんだ。

 

関ジャニ∞は未来を諦めてなんかいない。

5人でもまたドームツアーが出来るように。

ドームに戻りたい、そう伝えてくれるなら

私も付いて行こう。どこまでも。